愛用していたRazer DeathAdder Elite が壊れた。南無南無。
と言うわけで新しいマウスが必要になったためRazer Basilisk V3を購入。
正直マウサーじゃないしマウスなんてボタンが5個あってセンサーがまともなら何でもよかったけど、
どうせ買うなら面白い性能したマウス買おうと思った所スクロールホイールがとんでもない仕様をしているRazer Basilisk V3を発見。
ホイールが手動でフリースピンになる且つ、タクタイルとフリースピンを自動で切り替えてくれる神がかったホイールがついている。
タクタイルとフリースピンを自動切り替え….
これはAPEXでキャラコンに使えば悪さ出来るのでは!?と思ったわけ。
実際に試してみるしかないと思い購入。
ホイールの話だけしてもレビューとしてしょっぱいので1記事目で目玉になる性能をつらつらと書き2記事目でホイールをAPEXで試した結果と1か月使っての個人的に思う感想を書いていこうと思う。
つまりこの記事は1記事目なのでただの性能紹介記事。
目玉になる性能
今回はあくまでAPEXでこのホイールがどれだけ悪さを出来るかどうかを確認する記事なのでホイール以外の性能は軽くポイントを押さえて話す。ホイール以外も細かくちゃんと聞きたい人は他を当たってくれると助かる。
これがRazer Basilisk V3の仕様。
Razer Basilisk V3 仕様 解像精度 99.6% の True 26,000 DPI Focus+ オプティカルセンサー 最大 650 インチ/秒 (IPS) / 50 G の加速度 リフトオフ/ランディングディスタンスの高度カスタマイズ 個別プログラムが可能な 11 個のボタン 耐クリック回数 7,000 万回の Razer™ オプティカル第 2 世代マウススイッチ 射出成形のゴム製グリップを備えたエルゴノミック右利き用デザイン 4 方向 Razer™ HyperScroll チルトホイール、電子的に作動するノッチモードとフリースピンモード搭載 クイック感度調節機能 (デフォルトステージ: 400/800/1600/3200/6400) オンボードメモリとクラウドのハイブリッドストレージ (4+1 プロファイル) Razer Synapse 3 対応 1,680 万色のカラーオプションを備えた 11 の Razer Chroma™ ライティングゾーン 1.8 m (6 ft) Speedflex ケーブル 概算サイズ: 130 mm / 5.11 in (長さ) x 60 mm / 2.36 in (グリップ幅) x 42.5 mm / 1.67 in (高さ) 概算重量: 101 g / 3.56 oz (ケーブル除く) 引用:https://www2.razer.com/jp-jp/gaming-mice/razer-basilisk-v3
目玉になるのは
- RAZER™ FOCUS+ 26K DPIオプティカルセンサー
- Razer™ オプティカル第 2 世代マウススイッチ
- 性能てんこ盛りホイール
- マルチファンクショントリガー(感度クラッチ)
このあたり。一個ずつ話す。
RAZER™ FOCUS+ 26K DPIオプティカルセンサー
- 26,000 DPI 650 IPS
- スマートトラッキング機能
- モーションシンク機能
とかなり高性能なセンサーを搭載。
因みにこれの上位互換であるFocus Pro 30KDPIオプティカルセンサーというセンサーが最近登場した。
26,000 DPI 650 IPS
DPIとIPSがよくわからない人に簡単に説明。
DPIは1インチ(25.4mm)をどれくらいの細かさに分割して認識するかの数値。
今回の最大値26000DPIを例にすると
25.4[mm] ÷ 26000[DPI] = 0.00094230769[mm]≒0.00095[mm]
0.00095[mm]動かすたびに動作が反映されるといった感じ。
理論上は高い方が良いんだけど、高すぎるとカーソル飛び等が起きるためプロは800や1600あたりで抑えてる人が多いね。
IPSは1秒間にトラッキング出来るインチ数を示した数値。
650IPSをメートル換算すると1 秒間に 16.45 メートル。Razer Basilisk V3は1秒間に16メートル動かしても正確なトラッキングが出来ることを保証されてるってことになる。めちゃ高性能。
スマートトラッキング機能
簡単に言うなればどんなマウスパッドの表面でもいつもと変わらないトラッキング精度を出すことが出来る機能。
もう少し詳しく言うとマウスを持ち上げるとトラッキングを停止するリフトオフディスタンス機能が手動ではなく自動で行われるためいつもと変わらない精度を出すことが出来るって話らしい。
モーションシンク機能
PC が情報を取得する際、マウスが送信する信号とのズレがセンサーによっては生じる。
このズレを最小限にしたのがこのモーションシンクセンサー。
PC が情報を取得するのと同じ間隔で信号を同期させ誤差を生み出さず正確な信号を送る機能。
Razer™ オプティカル第 2 世代マウススイッチ
7,000 万回まで0.2msの反応速度で入力されることが保証されたRazer独自のスイッチ。
スイッチはあんまり詳しくないんですが、オムロン製のD2Fというマウスに使われるスイッチの機械的耐久性が100万回以上となっているのでその70倍の耐久力を持っているスイッチという事になる。
気になる方はオムロン公式も見てみてください:https://www.fa.omron.co.jp/products/family/2690/specification.html
性能てんこ盛りホイール
はい。今回最大の目玉のホイール。機能は4つ。
- 4方向のホイール機能(チルトホイール)
- タクタイルモードとフリースピンモード
- スマートリールモード
- バーチャルアクセラレーション
4方向のホイール機能(チルトホイール)
これは他のマウスにもあったりする機能。
上下だけでなく左右にもスイッチを搭載していて、ホイールを傾けることで入力できる。
スクロール幅が広がるあったら便利かなぐらいの機能って感じ。
暴発を考えるとゲームでは使いにくいと思う。
タクタイルモードとフリースピンモード
スイッチを切り替えることで通常のマウスのようなタクタイル感のあるホイールとなんの抵抗もないフリースピンが出来るモードにすることが出来る。すごい。
ゲーミングマウスだとこの機能を持ったマウスは割と稀で有名所だとLogicool G502 HEROくらいしかない。
事務用のちょっと高めのマウスにも付いていたりする。事務用途だとロジクール、サンワサプライ、エレコム等種類は結構あるね。
フリースピンモードは癖になる。くるくる楽しい。
スマートリールモード
Razer Basilisk V3最大の目玉
通常時はタクタイルで一定速度を超えるとフリースピンに自動で切り替わるモード。
ゲーミングマウスだと現状Razer Basilisk V3にしかついていない機能で、この機能が欲しいならRazer Basilisk V3一択。
ゲーム用じゃないけど、ロジクールの事務用高級マウス【MX MASTER 3】にも同様の機能がある。ロジクールではMagSpeed 電磁気スクロールと命名されてるね。
タクタイルからフリースピンに切り替わる際は始まりと終わりにカチッと音がする。参考例に動画乗っけとく。こんな感じ。
このカチッとした音割と癖になるね。
これなら普通のフリースピンマウスみたいに誤爆しないしホイールに前進割り当てたら超前に進めて異次元キャラコンで最強になれると踏んだわけ。次回記事で試そうと思う。
バーチャルアクセラレーション
端的に言えばマウス加速のスクロールホイールバージョン。
早くスクロールすると通常時より多くスクロールする様にRazer Synapse側で設定出来る。マウス加速同様オフにも出来るので安心を。
マルチファンクショントリガー(感度クラッチ)
親指奥についているトリガー。
標準だとここに感度クラッチが設定されてる。
感度クラッチを設定しているボタンを押している間、DPIを変えることが出来る。
例えば、遠距離にいる敵をチャーライでぶち抜く時に通常感度だとコンマ単位での繊細な操作をしないといけない所があるかもしれない。
こんな時に感度クラッチを押せばDPIを半分にしてコンマ単位をミリ単位の操作にすることが出来るわけ。
唯、感度が変わるので慣れたら強いけど慣れるまではかなりしんどい機能なのかなーと思う。
この感度クラッチ機能、マルチファンクショントリガー専用の機能と言うわけでもなく、Razer Basilisk V3内ならどのボタンにも設定可能。
↑こんな感じで右クリックに感度クラッチを割り当てることも可能
逆もしかりでマルチファンクショントリガーに他のキーを割り当てることも可能。
↑例:マルチファンクショントリガーに左クリックを割り当て
まとめ
とまぁ推しポイントはこんな感じで面白いマウスになってる。
次回はこのホイールでAPEXキャラコン猛者になれるのか話していこう。
気になった人はアフィカスリンク張っておくのでここからどうぞ
【ハイスペックマウス+類を見ないホイールという付加価値】を考えたら7500円はかなりお得かなーと言った印象。
ではまた。
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