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参考: (令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁)

廃れつつあるリアル7.1chヘッドホンという選択肢もFPSでは有りなのではないかと思うこの頃【razer tiamat7.1 ROG Centurion】

廃れつつあるリアル7.1chヘッドホンもっと流行ってもいい デバイス紹介

FPSゲーマーにとって一二を争う重要な部分。それは音。

壁越しに敵を探る事が出来る最強アイテムだが探れる音はヘッドホンの性能によってピンキリだったりする。

音の定位が大事なFPSではサラウンド機能は必須だが、今ではサラウンド機能搭載は当たり前でその中でも「光デジタルを通した5.1ch」だったり「専用ソフトで2.1chを疑似的に音を補完するバーチャル7.1ch」が現在主流な型になっている。

光デジタルだとAstro社製のMix Amp+A40が有名。

バーチャル7.1chはゲーミングヘッドホンだったらほとんどの商品に乗ってるね。

そんなサラウンド界隈にも一昔前には異質な物が存在した。それがタイトルにもある「今では廃れてしまったリアル7.1ch」という存在。

今回はリアル7.1ch界隈でも有名だった「Razer tiamat7.1 V2」と「ROG Centurion」で例えつつリアル7.1chの魅力と残念さ語ろうと思う。

バーチャル7.1chとリアル7.1chの違い

そもそもサラウンドって何っていう人もいるかと思うので一応話す。

完結に言うと、5つ以上のスピーカーを使って取り囲むように設置し臨場感を生み出している音場の事を指している。

例えば7.1chだったら7つのスピーカーで上下左右を取り囲み、1つのサブウーファーで低音を出すといった感じ。5.1なら5つ、2.1なら2つとなる。

因みによく言うステレオとは2.1chの事を示していて、モノラルはスピーカー1つの事。ぶっちゃけこれだけで1記事語れるのでこれ以上は止そう。

7.1chと5.1chと2.1chの違い
図で表すとこんな感じ。

でこのサラウンドにもリアルとバーチャルが存在する。字面で大体想像つくけど、

バーチャルサラウンドは7つ、或いは5つのスピーカーを疑似的に表すシステムリアルサラウンドは実際に7つ、或いは5つのスピーカを用意して表すシステムの事。

バーチャルサラウンドとリアルサラウンドの違い

両方それぞれメリットデメリットがあるが、現在はバーチャルサラウンドが主流になっている。

基本的に音の定位感に関しての性能はリアルが強い

最初に言っていくと基本的に音の定位に関してはバーチャルサラウンドはリアルサラウンドの劣化。

バーチャルサラウンドヘッドホンは飽くまで疑似的に2つのスピーカーから正面3つ、左右から後ろにかけて4つを無理やり再現した音に過ぎないので残念ながら”音の定位感に関しては”バーチャルサラウンドヘッドホンはリアルサラウンドヘッドホンに勝てません。リアルサラウンド強し。

ここでリアルサラウンドヘッドホンの Razer tiamat 7.1 v2 を見てみよう。

見てくれこの圧倒的なスピーカーの量を。

Razer公式より引用:https://www.razer.com/jp-jp

このRazer tiamat 7.1 v2 中央にある40mm径のサブウーファ用ドライバー、その奥にある30mm径のフロントおよびセンター用ドライバー,20mm系のサイドサラウンドドライバーと左右で10基のドライバーがある。

これだけドライバーが存在すれば音がどの方向に存在するかバーチャルサラウンドより明確に判断できるのは間違いない。

FPS等の足音の方向が大事になるゲームにおいて音質よりなにより最重要となる項目なので音の定位が良いだけで買いまである。

リアル7.1chの敷居の高さと安定性の無さと重さ

ではなぜリアル7.1chサラウンドヘッドホンは廃れてしまったのか、考えられるのは敷居の高さと安定性の無さと重さだろう。

リアル7.1chサラウンドヘッドホンは定位に特化しているが、音質はまずまずな商品が多い。それに加えてドライバーの数が多いが故ステレオ時の音のバランスが最悪になるケースが商品によっては結構ある。これの所為でFPS以外での使用はできないため多用途目的ならコスパは最悪と言っていいだろう。

敷居の高さもかなり悪目立ちしてる。普通のヘッドホンであればUSB一本、或いはUSB+光デジタル等接続するケーブルが2本で済む。光デジタルは端子が存在しないPCやCS機も存在するがHDMIから光デジタルを分配する分配器が売っているし価格も大したことが無いので問題ない。

しかしリアルサラウンドの7.1chとなると7.1chのアナログ端子を搭載したPCまたはサウンドカードが必要になるのでかなり敷居は高め。

ASUSの ROG Centurion(7.1) という製品だとTiamat 7.1 v2とは違い付属している専用のオーディオステーションにアナログ端子を接続するだけでリアル7.1ch且つUSB1本で済むようになるので導入の敷居は下がるが値段は高い。

それに加えドライバーを両方合わせて10基も搭載しているので普通のゲーミングヘッドホンと比べたら重い。

Tiamat 7.1 v2の重さは360g、ROG Centurion(7.1)の重さは450gとTiamat 7.1 v2はまだ軽いがROG Centurion(7.1)はとんでも重量になっている。

RazerのKrakenが322gなので普通のゲーミングヘッドホンと比べたらかなり重い。

FPSにおいては定位感>音質であるのでもっと流行れ

上記で書いたよう問題点は多々あるがそれを踏まえてもこの定位感を手に入れる事が出来るのは「リアル7.1chサラウンドヘッドホン」唯一であり最強の魅力なのかなとやっぱり思う。

FPSで勝つために必要な音は音質ではなく定位感だと個人的には思っている。どれだけ音質が良かろうが、敵がどこにいるか明確に判断が出来なければFPSにおいては意味が無い。

逆に音質がまずまずでも上下左右斜め全ての音を明確に聞き分ける事が出来れば勝率はぐんと上昇するだろう。

勝ちに貪欲なFPSゲーマーの方には「リアル7.1chサラウンドヘッドホン」は是非お勧めしたい商品だ。ただどこの会社も注視してないのが残念過ぎる所。もっと流行れ。

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